ヨガとティータイムと楽しいこと

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42.195㎞ 走っちゃった!

2017年10月1日

第一回

東北みやぎ復興マラソンがありました。
人生初のフルマラソンです。

なんで!?
どうしてそうなった!?っていう、
いろんなきっかけで、フルマラソン走っちゃいましたw


2016年に、ひょんなことから結成された、
”朝マラソンの会"

mimi0330ch.hatenablog.com

結成してほしいと言われて
結成はしたものの、自分は全く走る気なんてなくて、
ただ走るのが好きそうな友人を誘って、
わたしは見学していようと思ったのがきっかけ。


2017年の3月には、県民マラソンがあったので、
そこに誘われて
「まぁ、10㎞くらいなら走ってみるか」
と思ったのが、二つ目のきっかけ。


そして、走ったら走ったで、
調子に乗っちゃって、
ノリで(この時はあくまでノリで)
「42.195㎞走っちゃいますか!」
となったのが、三つ目のきっかけ。


そして,さかのぼること7月。
「10月の東北みやぎ復興マラソンに出場しようよ!」
と、お誘いが来ました。
主人にそのことを伝えると、
「出る」とのことでした。

わたしはフルマラソンに出ることは
あくまで”ノリ”だったので、
ちょっとだけ躊躇しました。尻込みました。ビビりました。

でもね、ゲンキンな私のいいところ(?)は、
”第一回大会”っていうのに、魅力を感じたのです。
第一回って、一度しかないんです。

第二回、第三回と、
スタッフや地元の皆さんも、運営が慣れていく、
復興に力が入っていく、
回を重ねること、年を重ねることは
素晴らしいことでもありますが、
第一回って、一度きりしかないんです。


もうね、出場して
「初めてフルマラソンを完走するならこの大会だ」
と、私の中のリトルみなみは思ってしまったんですね。はい。笑



あとはね、すごくすごーく正直なところ、、、

主人がマラソンに出場するじゃないですか。
わたしは出場せずについていくじゃないですか。
制限時間いっぱいで主人が完走するとするじゃないですか。
応援するじゃないですか。(6時間半待たされるじゃないですか。)

「「「わたし、絶対、6時間半も、じっと待ってられない!」」」

と、いうことで、出場を決めました(笑)

そうと決めたら
あとは、走り切れるように準備をするだけ。

3か月でやれることは、
とにかく基礎体力を作ること。


7月
最初の1か月は、とにかく毎日走ることにしました。
継続すること、習慣づけることが苦手な私。


続けていくことの辛さもありましたが、
学生時代の部活を思い出して、楽しくもありました。

何よりも、
「やると決めたからには走り切りたい。」
「エントリー費用が高額なため、走り切りたい」
「次はない。(第一回は一度きり)」


また、フルマラソンは、身体に違和感を感じたら、
「リタイアする勇気も必要」と、言われています。
だから、
「勇気を出さなくていいようにしたい!!!」
と、思って練習に励みました。
(もちろん、本当にダメだと思ったら、リタイアする勇気は大事)


モチベーションを保つためにしたこと(?)といえば、
ランニングウェアは結構かわいいものが多いので、
ウェアをコツコツそろえたり。。。



「スポブラなんて、買ったの中学生ぶりだわ!」
と、思いつつも、可愛いもの、テンションが上がるものを購入♡


この買い物が、運命を変えることになるとは、この時は思ってもいませんでした。。。



8月
体力も、継続力もついてきて、
今度は2日に1回のペースで長距離(と言っても10㎞)を走ることにしました。

10㎞走るとなると、
仕事終わりに1時間半は時間が必要になるので、
そのために家事を早く済ませたり、
簡単なもので夕食を済ませても大丈夫と
主人の理解・支えが必要でした。


お盆も過ぎたころ、
ハーフマラソン~30㎞くらい走ってみよう」
と、チャレンジしてみました。


12㎞くらいまでは楽勝!


と、思っていたのもつかの間、、、
15㎞、16㎞と、進むにつれて
13min/1㎞のペースまで落ちてしまいました。


「30㎞を4時間で走れれば、後の12.195㎞を2時間半かけて走る」
なんて、思っていた自分に、突き付けられた事実。

”27㎞走るのに、3時間40分かかった・・・。”

”その後は足が動かなくて、結局27㎞しか走れなかった・・・。”

あと15㎞もあるのに足が動かないなんていうのは、考えてもみませんでした。
「あ。ダメかもな。」って、正直に思いました。

それと同時に、
「好きじゃないことで頑張っているんだもんな」と、よぎってしまったり、
「これだけ毎日走っていても、嫌いだったことが好きになることってないんだな」
と、悲しくなりました。

だからと言って、出場しないことにはならないし、
仙台に旅行に行くだけでもいいじゃないかと、
自分を慰めながら毎日5㎞、10㎞走り続けていました。


ターニングポイントとなったのは、
9月1日

以前購入したスポブラをつけて、
「今日は5㎞走ろう」と、走り始めました。

いつもと変わらないペースで走っていく。


「あとは家まで帰れば5㎞になるな」
と思って、家路へ着こうとしたその時

”コスプレして走ったら面白いんじゃない?”
閃いてしまいました。


閃くと同時に、何のコスプレをするかも決めていました。

「仙台=荒木先生=ジョジョ
「可愛いスポブラ=ピンク=徐倫

”あ。これだ”


そう思った瞬間、5㎞で終わろうとしていた今日のトレーニングが、
まだ走ってもいいかなっていう気分になってきて、

徐倫みたいな感じの衣装がそろえられるかな」とか
「これは絶対、完走しなきゃいけなくなるやつwww」とか思いつつも、

「わたしワクワクしてる。」
「多分、完走しちゃうだろうな」
そんな風に思いました。


そして、スポブラと同じメーカーで見つけたスパッツがこれ♡



もうね、フルマラソンが、楽しみで楽しみで仕方なくなりました。


9月に入ると、
レースの1か月前のため、
・あまり走りこんで筋肉に疲労を残すのはよくない
・炭水化物を食べて、体力準備
とのことで、週に2回のペースで5㎞か10㎞を走るようになりました。


この時には、「逆に走らない」ということが、不安で不安で仕方なかったです。
「トレーニングしたほうがいいんじゃないか」って思っていました。


レースの2週間前
最終調整とのことで、
8.5min/1㎞を、みんなでゆっくり
おしゃべりしながら1時間ほど走りました。

「ずっとこのペースで走れれば、6時間で完走できる計算になる」

先生の言葉を信じて、ペースをちゃんと自分で作っていこうと思いました。
でも、この数日後から、急に感じ出した右ひざの痛み。


この痛みは、レースが終わるまで、ついに
ひくことはありませんでした。。。。



そして迎えたレース前日
9月30日
みんなでわいわい車に乗って向かう仙台は
バス旅行のようでとっても楽しかったです♪




前日~当日の様子は、
中村さんのブログが写真入りで素敵だったので
シェアさせていただきます

ameblo.jp

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そして、レース当日です。
10月1日

今日は、初めてがいっぱいでした。

まずは徐倫になるために、
髪をふたつにしばって、お団子づくり!!!
自分のためにこんなにかわいい髪形したことない!!!
それから、ピンクのつけ毛をつけて、
お化粧をして、あのウェアを着て。。。

女の子って楽しい!
(フルマラソンを走る前の感想です(笑))


ameblo.jp

走る前はお餅を2つ食べました。
腹持ちがいいのと、トイレが心配だったから。

お餅のおかげで、体力切れはなかったし、
3時間ほど走って、ハーフ過ぎてから空いているトイレに入ることができました。


練習の時は27㎞しか走れなかったけれど、
ランナーズハイなのか
周りの勢いに飲まれて、いい意味で調子に乗れているのか
つらかったけど、25㎞くらいまでは難なく走れていた気がします。

あと17㎞となってくると、折り返してくる人たちとすれ違い始めました。
「ああ。彼らはあと数キロなのか」と、思ってしまうと、ちょっと弱気になったりもしました。

でも、問題の27㎞を過ぎても、足腰には余裕があると分かった時は、過去の自分を超えたと思いました。

29㎞に差し掛かった時、5㎞ほど先を行く主人とすれ違いました。
「「足が痛くなったら、給水所で水をかけるといいよ!!!」」
と、アドバイスをくれました。

30㎞、32㎞の給水所で水をかけると、
本当に一度リフレッシュされて、また走り始めることができました。

32㎞を走り終わった時点で、4時間半が経っていました。
あと10㎞を2時間で走る!
ピンピンしている時なら、1時間ちょっとあれば十分な距離だけど、
すでに満身創痍な状態で、あと10㎞。制限時間は2時間・・・。

「急がなきゃ」
考えたのは、それだけでした。

35㎞までの3㎞は、意地とおごりとの葛藤でした。
『あと2時間あるなら大丈夫でしょ』
『いや、何があるかわからないから、できるだけ早く、前へ進まなきゃ』

周囲にも、
歩いたりする人たちが増えてきました。

でも、
「歩き始めたら、
 なかなかまた走り始められないから、
 遅くても、走り続けること。」

先生の言葉を、何度も何度も唱えました。

そのうちに、
「歩いている姿を応援しに来たんじゃないんだぞー!」
と、沿道の応援から、激が飛んできたり

「そのペースだとゴールは難しいよ!がんばれ!」
と、時間を心配してくれる人がいたり。。。

『わたし、遅くても一応走ってるんだけど!!!』と思いつつ、
圧倒的な、周囲の徒歩率。。。

そんな時に聞こえてきた、
前を歩く若い男二人の会話。
(彼らの早歩きのペースと、私のゆっくり走るペースがほぼ一緒)

「このペースなら、6時間半は楽勝だよ。もう走らないわ。」
「歩こ、歩こ。」

私の心に火が付きました。

「「こいつらよりは、絶対にいいタイムでゴールする!!!!!!!!!!!」」

mimi0330ch.hatenablog.com


別に、誰がどんな理由でこのマラソンに出たかはその人たち自身のことだし、
どんな完走だって、完走は完走だと思っていた。

でも、

足の速さってあるけど、

足が止まらないように頑張って頑張って走ってきた私と

歩いていこうと諦めてしまった彼らのタイムが

同じ!?!?!?!?!?!?!?

絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、

ぜーーーーーーーーーーーーーったいに、

いやだ!!!


そう思ったら、びっくりするほど身体が軽くなって、

ラストの2.195㎞なんて、12分で走っちゃってました。


そしてなんと、
6時間半での完走を目指していたにもかかわらず、

5時間59分22秒でゴールという、
自分の中での偉業を成し遂げることができました。


すごくすごく、嬉しかったです。

やっぱり、怒りって私の原動力かもしれません。(笑)
そういう意味では、わたしは彼らに感謝しなければいけないようです(笑)


ameblo.jp 徐倫の名言で、マラソン前は皆で爆笑出来たのがとても楽しかったです!
かなりリラックスして走れました
(○´∀`人´∀`○)♥️
「最初ヤな事って
 あとでケッコーくせになるのよ♪」

ameblo.jp

承太郎パパのブログ(笑)
伊代さん、承太郎パパ(中村さん)には、
ベストバランスでの整体・身体の調整から、
練習&当日のランサポート、
仙台までの移動や楽しい食事会など、
たくさん、たくさん、お世話になりました!
ありがとうございました!

ベストバランスっっ( `・ㅂ・)و