ヨガとティータイムと楽しいこと

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「何歳からがおばさんだと思いますか?」

不意にされた質問に
わたしは迷わず答えた。


「25歳からです。」


「まだまだ若くいたい」
そういう気持ちだってもちろんあるし、

「老けて見られたくない」
これは誰だって思うことだと思う。

「何歳になっても、初体験があるのはいいことだ」
こんな言葉を、人生の大先輩からもらったのも、最近のことだ。

もしかしたら、
「やっと四半世紀生きた若造が、何を言っているのやら」
そう思われてしまうかもしれない。


ではなぜ、
「何歳からがおばさんなのか?」
という質問に、
「自分はすでにおばさんである」
と答えたのだろうか。


一つの大きな理由は、心の余裕だと思う。
・今年で大学の奨学金が返し終わる。
・27歳にもなると、子供が2,3人いる友人もいるが、
 すでに結婚もしている私は、特にライフイベントに焦ってはいない。


また、一つの理由に、
対等に接することのできる大人たちの存在だと思う。

私の周りには、
~30代後半のバリバリ働く個人経営のお父さん達~
~子育てがひと段落し、趣味を仕事にしてしまうお母さん達~
と、かっこいい人たちがたくさんいる。


その方達との出会いは23歳だったのだけど、
彼らが「みなみちゃんは若いのにしっかりしてる」とか
「あなたの夢なら応援しちゃう」とか、
そんな言葉をたくさんくれた。


当時のわたしには、
全然しっかりしてないし、
夢だって描きかけの描きっぱなしの中途半端だったから、
そんな風に言ってもらえるのは、
むしろもったいなくて、焦って、理想の自分に追いつけなくて、悔しくて、
そんな気持ちだったと思う。


だけどだんだん、
その人たちにも、同じように悩みや葛藤があって、
わたしのような若造にも、失敗談や成功談を話してくれて

”対等に接してもらえている”

そんな風にふと思えたのが
25歳のある日でした。


試行錯誤の毎日で
恰好悪いところもさらけ出せる。
そんなおばさん、最高に格好いいじゃないか。